9/24/2015

秋深し、ヴィンテージショップの帰り道。




今日は午前中にミシン仕事、そして午後からは、地元のヴィンテージショップに生地が入荷したと友人が教えてくれたので、早速いそいそと買いに行ってきました。
そこは行きつけのお店で、しかも生地を大量に買うのは私ぐらいなので、店主の方に「あら、やっぱり来たのね、今度から入荷したらあなたに直接画像送るね!」と冗談なのか本当なのか分からないことを言われながら、おしゃべりしてきました。笑
これで新作用の生地もいくつか手に入ったし、10月からの製作にも気合が入ってきました!



ところで、お店に行く道すがら、すっかり秋になった道端を写真に収めてみました。
スウェーデンの秋は風が強いのもあって、木々の葉が色づき始めると間もなく、はらはらと舞い落ちてしまいます。寒くなるもの早いので、本当に秋はあっと言う間。
なんだか、「早送りしながら冬に向かっている」みたいなのです。









枯れて色づいて舞い落ちる葉っぱは、とても綺麗であり、寂しくもあります。
でも私は、この冬に向かって哀愁漂う、晩秋の雰囲気が好きです。

よく、スウェーデンの冬は寒いでしょう?と聞かれますが、
建物内がとても暖かいので、むしろ室内は日本よりも快適。
なのでどちらかと言うと、その「暗さ」の方が辛い。
冬の間は、ほとんど太陽が顔を出しませんし、朝晩も暗く、鬱になってしまう方もいると聞きますが、私は変かもしれないけどこの「暗さ」もけっこう好きです。

日が暮れたら、キャンドルを灯して家に篭ったり、手の込んだ料理を作ってみたり、読みかけの本をじっくり読んだり、インテリアを無駄に凝ってみたり・・笑  家の中でもやることは色々あって、そういったこの季節でしか出来ないことを、思う存分楽しむことの出来る期間。
むしろ、私はわくわくしています。

家の中で過ごすことが好きな人(私の場合は出不精ともいう。笑)にはスウェーデンの冬は向いているのかもしれません。


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9/22/2015

【スウェーデン料理レシピ】レモンサーモンとRomソース。



突然ですが、先週末に作った料理が思いのほかヒットだったので
覚書レシピを書いておきます。

その名も Citrongrillad lax med romsås 

レモンをのせてオーブンでグリルしたサーモンに、Romソース(Rom(魚卵)とクレームフレッシュ、ディルなどを合わせたソース)を合わせてみました。
少し豪華そうに見えるけど、かなり簡単な料理ですので、もしスウェーデンの材料が手に入る機会がありましたら、是非試してみてください!



Citrongrillad lax
レモン グリル・サーモン

材料
・サーモン (切り身でも何でも美味しい物)人数分
・レモン スライスしておく
・美味しい塩、黒胡椒(またはハーブソルトでも)

作り方
サーモンに塩と黒胡椒(またはハーブソルト)で軽く下味をつける。
 耐熱皿にならべ、身の上にスライスしたレモンをのせる。
200度のオーブンで15分〜20分焼く。
焼き過ぎに注意!

ふわっと香るレモンが爽やかでシーフードの臭みもマイルドになります♪
(↓のソースありきの味付けなので、この料理単体ではものたりないかもしれませんのでご注意を)




Romsås 
魚卵の冷たいソース

材料
・Rom 1瓶(Abbaのcaviar finkornig rom)
・クレームフレッシュ(
crème fraiche )2dl
・ディル 適量 みじん切り
・赤たまねぎ 適量 みじん切り
・レモン汁 少々
・マヨネーズ 大さじ1ぐらい
・黒こしょう


作り方


まず、盛り付け用のRomをほんの少し別に分けておきます。 ←ここポイント
材料をすべて混ぜて、塩こしょうで味を整え、冷蔵庫で30分以上置いて味をなじませる
(Romが塩辛いので塩はほとんどいらないくらい)

先ほどのサーモンと一緒に盛り付けて完成!
ソースの上に盛り付け用のRomとディルを飾ると綺麗です。

*今回はなかったけれど、この料理には茹でたじゃがいもがとても合います。
小えびも一緒にいただくとより美味しいのでお勧めです。
そしてよく冷えた白ワインも是非。

*ちなみにこのRomソースは、Sill (ニシン)と混ぜるとSkärgårdssillという料理になります。これもスウェーデンでは定番料理です。


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9/14/2015

まるでおとぎ話の世界。Högbo Brukへ一泊旅行(後編)




先日、義父の70歳の誕生日記念で、Högbo Brukという素敵な場所に行ってきました。
ストックホルムから北に250kmほどの場所にあるリゾート地です。
先日の前編に引き続き、今回は後編(グルメ編)!




今回滞在したホテルは、 Högbo Brukshotell
http://www.hogbobrukshotell.se/
宿泊+スパやゴルフ、サイクリング付きのプランがある中、オルソン家は「グルメパッケージ」というプランを選んだので、今回は色々な美味しい物を、食べて食べて、食べまくりでした。笑


外の牧歌的な自然とは対照的に、ホテルの中はとてもモダン(スウェーデンではよくある事です)。ロビーもおしゃれな雰囲気でした。
着いたのは午後2時過ぎ。ロビーにはフィーカのビュッフェが用意されていました。チェックイン後、(この日は良いお天気で、中庭のテラス席がすべて満席だったので)オルソン家はこのソファに集まって皆でフィーカとなりました。

↓写真の右奥のそのまた奥に、たくさんお菓子が用意されていましたが、興奮して肝心のフィーカの写真は撮り忘れ・・ 色々な種類のお菓子・飲み物が用意されていましたよ。


フィーカの後は、腹ごなしに付近を散策(前編をご参照ください)、アルパカと遊んでから部屋でひと休みした後は、この滞在の一番の目玉、ディナータイムに突入!



場所は、ホテル内のレストランです。午後6時、それぞれ良い服に着替えて「おめかし」をしてここに集合しました。レストラン内は、なんともお洒落で高級感が漂っています。
(前回も書きましたが)こんな記念の機会じゃないと、泊まれないような高級ホテルです!



 では、少しずつですが今回頂いたお料理をご紹介


その1
お通し的な前菜(舞い上がって写真撮り忘れ)
近くで放し飼いされている「うずらの卵」の料理でした。


その2
メインの前菜、ザリガニのトーストスカーゲン
地元産の食材を使っていて、パンも自家製らしくバターがしみしみでカリッとして美味しかったです。 スカーゲンの味付けも美味。まずは白ワインで乾杯です。お義父さんおめでとう!



その3
 メインはオックス・フィレ肉、地元産の野菜を添えて。
お肉も柔らかく、下に敷いているタラゴンのソースが激ウマでした。今思い出してもヨダレが・・ 
付け合わせのじゃがいもはカリッと焼いてあってお味もよく、お肉とよく合いました。赤ワインと共に一口一口噛みしめながらいただきました。笑




その4
デザートの前に、チーズのビュッフェ。
取り皿が「お洒落な石板 」という演出、そして種類が多すぎて、結局私はこれだけをチョイス。自家製ジャムも香りがよくて美味、チーズとの相性ばっちりでした。
どの料理も見た目よりボリュームがあり、この時点で満腹度はMAX!





その5
最後にデザートのビュッフェ。(えっ、もっと食べるの?!と心の中でつぶやきつつ)
どれも工夫を凝らしていて、とても美味しいものばかりでした。
これ何だろうね美味しそう、なんて言いながら、他のお客さんも大賑わい。


私が取ってきたデザート類↓
お菓子も、チョコレートも、種類がたくさんありすぎて全部取りきれず。無念。


普段よく食べる私でも、この時点で満腹すぎて、2回戦はギブアップでした。
しかし、周りのスウェーデン人のお客さんたちとオルソン家の面々は、お料理+お酒も皆ガンガンお代わりしていました。やっぱり体が違うのでしょうか。。スウェーデン人の底力に今更ながら関心しつつ、たっぷりと豪華ディナーを堪能させてもらいました。



そうこうしているうちに、気がつけば21時近く。3時間ぐらい飲んで食べてしていたことになります。姪っ子たちはお部屋へ戻り、そして大人達はこの後夜中まで飲み明かしたのでした。 
翌朝の朝食も、言わずもがな普通のホテルとは一味違い、大変美味しかったです。




翌日、帰路につくまでの間に、また周辺を散策していました。
歩いていると、なんと私の好きなスウェーデンの石鹸とアロマのブランド「Björk & Berries」のショップがあったので、思わず立ち寄ることに。




普通にデパートとかで買うと少々高いのですが、ここは通常よりも安く販売しているようでした。天然素材の香りの良い石鹸やアロマなど、オーガニック素材ですしここの製品はおすすめです!


思わず今回買ってしまったハンドクリーム(左)、
ハンドソープ(右)は使ってる途中。
(私には似合わないけど)なんとも乙女チックなパッケージで可愛いんです。


というわけで、たっぷりとスウェーデンの自然が楽しめるこのエリア。
ホテルには泊まらずに遊びに来るだけでも十分楽しめると思いますので、もし何かの機会があれば是非!

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〜おまけ〜
実家ダーラナ地方までの移動はいつも車です。
そしていつも運転上手な夫の弟君にお世話になっています。呑気に携帯をいじる夫(右)
今回は片道4時間の旅でした。私は後部座席で爆睡でしたが、ダーラナ地方の車窓の景色はとても綺麗です。


9/10/2015

まるでおとぎ話の世界。 Högbo Bruk へ一泊旅行(前編)



何だかんだしている間に、久しぶりのブログになってしまいました。
最近はスウェーデンもすっかり涼しくなってしまい、秋の雰囲気です。

最近の私はといえば、相変わらずオーダーメイドのお仕事や、雑貨巡りのガイドツアーの案内や、さらには自宅に日本からのゲストを迎えたり、など、充実した日々を過ごしております。
InstagramFacebookなどでも更新していますので、よかったら覗いてみてください。



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さて、今回は先日行ってきた、素晴らしい場所のことについて書こうと思います。
義父の70歳の誕生日記念で、Högbo Bruk(フォーグボー ブルク)というところに、夫の家族が勢揃いで一泊してきました。



そのHögbo Brukは、夫の実家ダーラナ地方から、車で1時間ぐらいの場所にあります。ストックホルムからは北へ250kmほどでしょうか。ちなみに地図でいうとコチラ↓










ダーラナ地方の景色も素晴らしいですが、このエリアも素晴らしかったです。
周りに俗っぽいものが全くないので、まさに「おとぎ話の世界」!!
スウェーデン在住7年ともなると、最近は何を見ても感覚が麻痺しているのですが(笑)、今回ばかりは、久しぶりに「おお、綺麗〜!」と感動しました。
(今回あげている写真はiPhoneで適当に撮って、さらにすべて加工なし!)







 滞在したホテルの周辺には、広大な自然が広がっています。湖の周りをサイクリングしたり、もちろん湖で泳いだり、ゴルフコースもあったり、アクティブに自然を満喫するのには素晴らしい環境です。





 さらに、さりげなく雰囲気の良いカフェやショップなどもあり、おまけに動物に直接触れられる公園まであり、もう本当に至れりつくせりの場所です。
私もアルパカに触ってきました。毛刈りをした直後でしたが、ふわふわでした。笑


スウェーデン語でアルパカは、「Alpacka (アルパッカ)」、複数形は「Alpackor(アルパッコル)」
って言うことをこの時初めて知りました。「アルパッコル」って、何だか愉快な響き。笑



滞在したのは、Högbo Brukshotell
という、高級リゾートとグルメなどをコンセプトとした施設。
 一般庶民の我々はこんな機会がなければ、気軽に泊まれないような素敵なホテルでした。

 地元産の食材が堪能できるグルメプランと、エステやスパが利用できるプラン、ゴルフやサイクリング付きのプランなどを、いろいろなパッケージがあるのですが、オルソン家は「グルメ」をチョイス。この日の夜は、豪華ディナーとなりました。

その様子は、長くなりそうなのでまた次回の記事で書こうと思います。
グルメ&ちょっとしたお買い物などは、「後編」に続く・・

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