1/07/2016

【レシピ】牛肉の黒ビール煮込み (Mörk öl gryta) は、おもてなし料理にも◎



今年も引き続き、いろいろレシピをご紹介していきたいと思います♪
今回は、以前に友人のところでご馳走になって美味しかった「牛肉の黒ビール煮込み」を自分なりにアレンジしたレシピです。ビール煮込みは何度か作ったことがありましたが、今回が一番美味しく出来たので、レシピにしてみました。



プレート:Jens H.Quistgaard レリーフ、カトラリー(ヴィンテージ)



牛肉(Nötkött)は、ステーキにするには少し硬い部位=値段もお安めなHögrev(ホゥーグリエヴ)という肩の部分のお肉を使います。
煮込み時間が長いので余裕のある時にゆったり作っていただきたいメニューです。
おもてなしにもぴったりですよ✨





 Mörk öl gryta 
牛肉の黒ビール煮込み


 Ingredienser
材料 5〜6人分

・牛肉かたまり 約1kg(煮込み用のお肉)今回はオーガニック牛を使用。
・玉ねぎ 大きめ1個
・エシャロット 大きめ3個 ★
・にんにく 2かけ
・人参 2本
・ブラウンマッシュルーム(またはアンズ茸Kantarellでも)好きなだけ
・セロリ 1本(夫が苦手なので今回は省略)

・ギネスビール 500ml
(黒ビール、ダークビールならなんでも)
・水 600ml 前後   
(今回1缶を使いきりたかったので500mlにしましたが、ビールが多めの割合にしてもOKです)

・ブイヨンキューブ 2個
(ビーフストック、またはキノコのブイヨンなど)
・ジュニパーベリー 13粒ぐらい 細かく刻んでおく ★
・トマトペースト 大さじ2
・醤油 大さじ2(隠し味)
・バター(炒め用)
・小麦粉 大さじ1 
・塩、胡椒
・イタリアンパセリ (葉の部分はみじん切り、茎の部分は粗みじん切り)

・ブールマニエ(バターと小麦粉を同量で合わせたもの)最後のとろみ付け用。
冷凍保存出来るので多めに作っておくと便利です。シチューやソースなどのとろみ付けに使えます。




 上記 ★印の材料説明


〈写真上〉
エシャロットはスウェーデン語では、Schalottenlökと言います。玉ねぎよりも香りが強くお勧め。
〈写真下〉
ジュニパーベリー(Enbär)。煮込み料理、特に獣系のお肉の煮込みに入れると臭み消しにもなります。独特の香りが、この煮込みのアクセントになっています。
(もちろん両方手に入らない場合は省略可)





 Gör så här
作り方

1、牛肉を厚さ2cm x4〜5cm幅ぐらいに切ります。その時にお肉の繊維の方向をよく見て、包丁を直角に当て、繊維を断ち切るように切ります。(繊維が短ければその分お肉が柔らかく仕上がりますので、ぜひここは丁寧に切ってみてください)

2、玉ねぎ、エシャロット、にんにく、セロリ、パセリの茎を粗みじんに切ります。

3、 厚手の鍋で〔2〕の野菜をバターで炒めます。透き通ってきたら、牛肉を加え、さらに炒めて色が変わったところで、小麦粉を加えます。

4、粉気がなくなったら、黒ビールと水を加え煮込みます(炭酸なので吹きこぼれに注意)


5、沸騰するとアクが出てくるので取り除きます。大体アクが落ち着いたら、ブイヨンキューブ、ジュニパーベリー、トマトペースト、醤油 を加え、蓋をして弱火でコトコト煮込みます。(最低2時間〜、お肉の硬さや大きさによっては3〜4時間ぐらい)

ぼちぼちお肉が柔らかくなるころ、

6、食べやすい大きさに切った人参、半分に切ったブラウンマッシュルームを加え、人参が柔らかくなったら、ブールマニエを加えてお好みのとろみ加減にします。
最後に、塩・胡椒で味を整えて完成です。

*人参を入れる直前ぐらいに、別の鍋で付け合せのじゃがいもを茹で始めるとちょうどいいです。
*彩りにイタリアンパセリを散らします。(他のハーブだとタイムが合うと思います)





ディナーに食べるなら、お昼過ぎから調理を始めてコトコト煮込むぐらい、の〜んびり作るのがいいかもしれません。時間の余裕のある週末などにお試しください♪

今回はビールでしたが、赤ワインで煮込むBoeuf bourguignon(ブッフ・ブルギニョン)も大好きなので、そちらもいつかレシピに出来たらと思います。

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